エプソン販売は28日、エプソンプロジェクターとパルコスペースシステムズの「COMPACT MAPPING」をセットにすることで、オフィスエントランスやショールーム、カフェやレストランなどプロジェクターを使った映像空間演出をワンストップで提供するパッケージを発売した。対象のプロジェクターと映像コンテンツ制作(150種類以上の標準コンテンツから1分間の動画を生成)、マッピング調整を含むオールインワンの税別価格は980,000円となる。
駅やビル、はたまた姫路城や大阪城を使った壮大なものまでスクリーンを飛び越え凹凸のある空間を彩るプロジェクションマッピング。動画検索を行うと、クリエイターたちが演出する美しくも壮大な空間を数多く目にすることができる。催し物や飲食店などのちょっとしたイベントで体験することも増えてきたが、タイミングを図ったCGの動きとサウンドが新しいエクスペリエンスを空間に創り出している。プロジェクションマッピングが活躍するのは、大きなものだけではない。企業やショールームなどのエントランスにある立体ロゴなどにマッピングするだけでも強いインパクトを演出できる。
40年以上にわたり総合空間事業に携わるパルコスペースシステムズが提供する「COMPACT MAPPING」は商業空間や店内空間など省スペース型の3Dプロジェクションマッピングサインを映像コンテンツやマッピング調整などオールインワンで提供するパッケージで、公式サイトにはその作品の一部も掲載されている。オフィスのエントランスなども、見せ方次第で大きく変わることがよくわかる。
エプソン販売は、今回のエプソンプロジェクターと「COMPACT MAPPING」を組み合わせたセット商品の展開について、近年のプロジェクター活用事例に触れながらも、映像空間演出を導入する際に、プロジェクターの選定、映像コンテンツ制作、マッピング調整を含む機材調整など個別に手配する点に負担があったことを述べている。