Sansanは11月28日、東京都港区に支店「Sansan ONE」を開設したことを発表した。
Sansan ONEは、同社のオペレーション部門およびAI技術者が所属し、事業の中核を担うData Strategy & Operation Center(DSOC) のメンバーが働く執務スペースと、社員が自由に使えるオープンスペースで構成されており、「ONE 表参道」内に開設。さまざまな考えを持つ社員が互いに新しいアイデアを生み出す場所として活用する。
執務スペースでは、約60人のDSOCメンバーが業務を行なっており、全デスクに昇降式デスクと外付けモニターを設置し、メンバー効率的に働ける環境を設けた。
また、壁一面がホワイトボードになったミーティングスペースでは、ディスカッションをしながらアイデアを形にしていくという。
オープンスペースは、社員が次なる「ONE idea」を生み出すための場となり、社員が集中して作業を行ったり、ブレストやミーティングを行ったりすることを想定している。日中にはバリスタが淹れる本格的なドリップコーヒーを提供し。夜はSansanオリジナルのクラフトビールをはじめとしたお酒やソフトドリンクを楽しむことができ、アイデアの創出を後押しするという。
また、社員に愛好家が多く、部活としても活動しているスポーツ、ボルダリングを楽しめる壁も設置。オフィスとは異なる空間で肩肘張らずに交流し、コミュニケーションの中から思いもよらないアイデアが生まれることを想定し、新拠点を設置した。
同社は今後も社内のコミュニケーションの活性化をはじめ、さまざまな取り組みを通じ、事業からイノベーションを生み出すことを目指す考えだ。