LINは11月22日、445万人のアクティブな調査パネルを基盤としたスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、新たに「LINE Beacon」を利用した位置連動型リアルタイム調査「ビーコン調査」の提供を開始したと発表した。

同サービスでは、イベント会場や店舗、街頭広告、交通機関などに「LINE Beacon」を設置することで、その場にいる人を特定し、その人のLINEアプリに対しアンケートをプッシュ配信することが可能。専用アプリのインストールやQRコードが不要なため、イベントやキャンペーンの一環としてアンケート調査を行うことができる。

  • 「ビーコン調査」実施イメージ

また、イベント会場や店舗の「好意度」「認知経路」「来場理由」「購入理由」や、広告の「認知度」「利用経験」「好意度」「利用意向」などの広告効果を把握することも可能だ。

同サービスでは、LINEリサーチのモニターに限らず、特定の場所にいるLINEユーザーであればアンケートを実施することができるため、普段アンケートに回答しないようなモニターとは違った層からの回答も見込める。

加えて、位置連動型のため、回答者が特定の場所にいることを前提とした項目にてアンケートを実施することが可能となるほか、回答者も実際にその場で回答を行うため、鮮度やリアルタイム性の高い回答が期待できるという。