RPAテクノロジーズは22日、管理部門に効果の高い主要5業務をターゲットにした次世代ロボットサービス「事務ロボ(β版)」の提供を開始した。

「事務ロボ(β版)」は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)のなかでも経理や人事など管理部門での定型業務を削減することを図るサービスで同社グループ企業はじめ管理部門での実証を重ね、使用頻度やコスト削減効果の高い主要5業務からはじめられるサービス。5業務は、以下の業務となる。




【経理】新規アカウント作成ロボ: 基幹システムへマスタ情報を登録
【経理】請求書作成ロボ : 基幹システムへ請求情報を登録
【経理】支払データ作成ロボ : 基幹システムへ支払情報を登録
【経理】入金消込ロボ : 入金データと債権を突合し消込
【監査】反社チェックロボ : Web上での反社キーワード検索

いずれも多くの企業で必要となる業務だが、物量が多くなると作業が大幅に増えるが、プロセスの自動化が可能な"RPA"の得意領域。業務別のテンプレートを用いるため、事前のPOCなどの工程もなく、"DVDプレーヤーなどの電化製品を購入し、テレビへの接続方法や録画方法を覚えるイメージ"と同社は説明している。月額30万円からのSaaS型サービスだが、動作不良で成果が得られない場合は費用をとらないとプレスリリースに記述してある。