米ルーブリックは11月14日(現地時間)、データセンターやクラウドなど、環境に依存することなく利用されるさまざまなアプリケーションおよびデータを、単一のソフトウェアとして保護・自動化・管理できるルーブリックのフラッグシップ・プラットフォームの新バージョン「Rubrik Andes 5.0」を発表した。
Andes 5.0では、Oracleデータベースのインスタント・リカバリ、NAS Direct Archive、ポリシーベースのEpic EHR、SAP HANA 認定の保護機能を追加。
Oracleデータベースのインスタント・リカバリにより、瞬時のリカバリとクローンが可能となったほか、SAP HANAとの連携認定により、データベース管理者は、SAP Hana CockpitやSAP HANA Studioなど、SAPのネイティブなツールを使って、インテリジェントなログ管理による迅速なポイント・イン・タイムのリカバリ、さらにデータ不変性によるランサムウェアの防御機能などを実装できるようになったという。
NAS Direct Archiveでは、データセンターとクラウドのストレージ上に存在する非構造化データセットを、きめ細かな単位で瞬時にリカバリすることができるという。
そのほか、Microsoft Office 365を始めとするクラウド・ネイティブなアプリケーションを新たにサポートしたほか、Rubrik Datos IOと連携することで、 MongoDBやCassandraなどのNoSQLデータベースの保護と管理が可能となっている。