HowtoForgeに11月16日(米国時間)に掲載された記事「Linux zip Command Tutorial for Beginners (5 Examples)」が、zipコマンドの基本的な使い方を紹介した。zipコマンドを利用することでZIP形式でアーカイブおよび圧縮されたファイルの作成または展開が行える。
紹介されているzipコマンドの主な使い方は次のとおり。
コマンド | 内容 |
---|---|
zip ファイル.zip ファイル1 ファイル2 ... | 指定したファイルをまとめて圧縮 |
zip -d ファイル.zip ファイル名 | 指定したファイルをZIPファイルから削除 |
zip -u ファイル.zip ファイル1 ファイル2 ... | 指定したファイルをZIPファイルに追加 |
zip -m ファイル.zip ファイル1 ファイル2 ... | 指定したファイルをまとめて圧縮するとともに、残ったファイルを削除する |
zip -x ファイル.zip ファイル1 | 指定したファイルを圧縮から除外する |
ZIP形式のファイルは、メールやUSBメモリなどを介して行われるファイルのやり取りなどでも使われることが多い。ZIP形式ファイルの作成や展開はWindowsおよびmacOSでもデフォルトの機能として提供されており、使いやすい状況にある。