電通テックと電通ライブは11月13日、LINE ビジネスコネクトを活用したイベントデータマーケティングサービス「1/0(ワンゼロ)TYPE EVENT」の提供を開始したと発表した。

同サービスは、イベントや展覧会の来場者・未来場者の行動データを蓄積し、また活用することで、対象者をセグメントしたOne to Oneコミュニケーションの実現を推進するもの。イベント・展覧会を起点にLINEの友だちを獲得できるだけでなく、LINEを介して、「イベント・展覧会満足度調査」「商品購入オファー」「クーポン配信」「ブランディングコンテンツ」といったさまざまなCRMアプローチを実現する。

これにより、来場・体験・話題の拡散から、将来的な実購買・顧客化に至るマーケティングフローに施策効果を広げることが可能。「イベント・展覧会がいかに顧客を獲得できたか」という視点でのKPI策定や効果検証を行えるようになる。

  • 「1/0(ワンゼロ)TYPE EVENT」イメージ

また、同サービスでは、イベント・展覧会の企画や目的に応じ、汎用的に対応可能な「スタンダードパッケージ」と、コンテンツタイアップ型のイベントに特化した「コンテンツパッケージ」の2つのメニューを展開。コンテンツパッケージでは、タイアップ先コンテンツの企画提案にも対応する。

  • メニュー内容

なお、同サービスは、10月26日より開催されている「カードキャプターさくら展-魔法にかけられた美術館-」にて、展示コンテンツおよび展覧会のLINE公式アカウントとして導入されている。

同社は今後、広告主の課題解決に向け、さらにCRMサービスのラインアップを拡充・提供していく考えだ。