fossBytesは11月13日(米国時間)、「Next Version Of HTTP Will Replace TCP With Google's QUIC」において、HTTP (Hyper Text Transfer Protocol)の次のバージョンの名称が「HTTP/3」となる可能性が高いと伝えた。
Googleが開発したHTTP over QUICプロトコルがHTTPバージョン3に名称が変わり、HTTPプロトコルの公式バージョンとして機能するという。QUICはTCPの代わりにUDPを用いる。
次世代HTTPの名称については「Identifying our deliverables」において名称の提案が行われている。提案では「QUIC/2」といった名称も検討されたものの、これでは誤解を招く可能性があるとして、最終的に「HTTP/3」という名称が提案されている。
QUICはGoogle主導で開発が進められている次世代プロトコル。HTTP/2、TCP、UDP、TLSなどのプロトコルの長所をまとめたプロトコルになっており、高速でより安全になると言われている。QUICはすでにいくつかのブラウザが実装を持っているほか、大規模Webサイトにおいても対応する動きが広がっている。