アットマークテクノなど、Armadillo-640ユーザー向けHMI/GUI SDKを発表

エイチアイとアットマークテクノは11月12日、アットマークテクノの省電力組み込みプラットフォーム「Armadillo-640」のユーザー向けに、GUI開発に向けた組込機器向けHMI/GUI統合開発ツール「exbeans UI Conductor SDK(UIC SDK)」の提供に関する協業を行なっていくことを発表した。

また、併せて両社はUIC SDKのユーザーが、すべての機能を3ヶ月の期間限定ながら無償で活用できる「評価版」の提供を行なうことでも合意。これにより、Armadillo-640のユーザーはUIC SDK評価版を活用してスピーディにGUI評価・試作をすることが可能となる。

なお、このUIC SDK評価版には「温度を管理・制御する機器などの産業機器」をイメージしたGUIを表示するデモコンテンツが内包されており、Armadillo-640の実機ですぐに確認することが可能だという。

また、UIC SDK評価版は、アットマークテクノのユーザーズサイト」にて、申し込みを行なうことで入手が可能となっている。

組込機器向けHMIオーサリングツール「exbeans® UI Conductor(UIC SDK)」のイメージ。Windowsのツール上で作成したGUIを組込環境のランタイム上でそのまま動かすことが可能で、Armadillo実機上において組み込みUIの作成のほか、HMIの設計ツールとしても利用することができる