ソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)は11月12日、店舗での対面販売の決済で利用できるマルチ決済端末「VEGA3000」の提供を開始した。
VEGA3000は、クレジットカードや「銀聯カード(UnionPay)」、電子マネーに対応する「VEGA3000」を導入することで、店舗では多様な決済ニーズに対応することができ、購買機会を逃すことなく、売上拡大につなげることができるという。
主な特徴として「マルチ決済」「レジ周りスマート化」「安心・安全なクレジットカード決済」の3点を挙げている。マルチ決済では、グローバルに認知されている主要クレジットカードの6ブランドに加え、中国最大級の銀聯カード(UnionPay)、交通系ICをはじめとした電子マネーにも対応しているため、事業者はクレジットカードを持たない消費者や少額の支払いをスピーディーに済ませたい消費者のニーズに応えることを可能としている。
レジ周りのスマート化に関しては、同端末にはレシートプリンタが内蔵されており、決済からレシート印字まで1台で完結することから、これまで複数の端末で複雑になっていた店舗のレジ周りを1台でまとめることができるほか、店舗のオペレーションの統合による効率化が実現できるという。
安心・安全なクレジットカード決済については、割賦販売法の施行に伴い事業者はICカードに対応した決済端末の設置が義務づけられており、同端末はICチップ搭載クレジットカードに対応し、クレジットカード番号などの不正利用防止のために必要な措置を講じることができ、安心・安全な決済を可能としている。