SCSKは11月12日、2019年1月1日付で、副業・兼業制度(制度呼称:「スマートワーク・プラス」)を導入すると発表した。副業の対象は同社全社員であり、兼業は同社以外で主に勤務や業務を持つ人が対象となる。
同制度は、同社社員が副業によりこれまで以上に多様な経験を通して、広い知見の獲得や新たな人脈の形成を図ることでさらに高いレベルに成長すること、また社外で高度な専門性を有する人材が、同社においても兼業として活躍できる場を提供することを目指す。
副業は同社全社員が対象で、就業時間外の余暇時間などを利用し、SCSK以外の業務に従事できる制度。同業他社への就業などは許可制となっている。
兼業は、同社以外で主に勤務・業務を持つ人が同社で業務内容および勤務日・時間などを限定して勤務できる制度で、対象は有期雇用社員。
同社は「働きやすい、やりがいのある会社」を目指し、2013年度以降「スマートワーク・チャレンジ(残業削減・有給休暇取得施策)」「どこでもWORK(リモートワーク施策)」「健康わくわくマイレージ(健康増進施策)」の3つの施策を軸に働き方改革を推進してきたが、新制度は社員のさらなる多様な働き方を実現するとともに、働きがいにも応えるものとなる。