グローバルウェイは11月9日、「情報・通信業界の残業が少ない企業ランキング」を発表した。調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「格安スマホ、 格安SIM」「SNS・無料通信」「ソフトウェア」「クラウドサービス」「通信キャリア」「ポータル・ネット広告」「携帯向けコンテンツ」「ITサービス」に記載があり、 対象期間中に「キャリコネ」に雇用形態が正社員のユーザーから給与・残業情報が20件以上寄せられた企業。
同ランキングの残業時間は、 キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員が投稿した残業時間から算出したデータ。同ランキングはユーザーが投稿したデータをもとに作成しており、 企業が公開している残業時間データとは乖離がある場合がある。
第1位はNTT西日本(西日本電信電話)(残業10.0時間/月)だった。「水金はノー残業デー。 部署によって違うようだが、 基本順守されている。ほかにも給料日など、 ノー残業規定日が多い。 休日出勤は基本的にはない。 残業時間も、 月38時間を超える場合は組合対応が必要になるため、 それ以上の残業はできないし、 そもそも20時間を切ることが多い」(プロジェクトマネージャー/30代前半男性/年収600万円/2016年度)といったクチコミが寄せられている。
第2位はNTTドコモ(残業15.0時間/月) だった。「勤務時間が管理されているため、 サービス残業などは私の知る限りなかった。 休日出勤が発生する部署も存在するが、 残業時間としてカウントされる、 または代休がある」(技術関連職/30代前半男性/年収700万円/2016年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位はヤフー(残業17.9時間/月)だった。「今年度から残業時間が厳しく見られるようになってきており、 私の部署では特にトラブルなどない限り20時以降残っている人は少ない。 サービス残業はNGという空気があり、 残業代はきちんと出る」(商品企画/30代前半女性/年収630万円/2017年度)といったクチコミが寄せられている。