日本IBMは11月8日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がIBM Cloudの東京データセンターの一部採用を決定し、利用を開始したと発表した。
IBM Cloudは欧州(ドイツ、英国)、アジア太平洋(東京とオーストラリア シドニー)、北米(米国ワシントンDC、テキサス州ダラス)の6拠点で順次アベイラビリティー・ゾーン(AZ、情報システムの耐障害性を強化するために、独立した電源、冷却、ネットワークを持つ、データ・センター・リージョン内の分離されたインスタンス)の導入を進めており、東京では世界で4番目にAZのサービス提供を開始している。
両社は、2016年からAPIやIBM Watsonを活用した顧客向けサービスの開発などに共同で取り組んでいた。