凸版印刷は11月6日、電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」のアプリ内で、気象連動型広告「Shufoo! 気象ターゲティング広告」の配信を11月7日より開始すると発表した。
発表よると同社は、デジタル広告のパーソナライズ化が進む中で、地域ごとに日々変化する天候や気温に応じた広告配信にもニーズがあると説明。さらに、近年の温暖化や局所的なゲリラ豪雨の増加などをうけ、変化する気象に連動した情報配信も求められているという。
今回提供する広告商材では、グループ会社となるマピオンが運営する、気象や交通状況などのエリアごとに常に変化する情報や、人口統計などのジオグラフィックデータなどの各種地域環境データを提供するサービス「環境データマート」と連携することで、定常的で精度の高い情報の自動配信を実現。同サービスから連携した気象データとShufoo! DMPに蓄積したユーザーのお買い物データを活用し、気象情報に応じた情報の配信を可能にした。
さらに、最小単位1kmメッシュでのターゲティングもでき、必要に応じて自由に配信エリアの設定を行うこともできる。また、購買意欲の高いShufoo!ユーザーに広告配信することで効果の高いプロモーションが可能だという。
同広告の価格は、1インプレッションあたり4円、最低出稿金額50万円~となる。
同社は、食料品や化粧品、衣料、家電などのメーカーのほか、スーパーやドラックストアなどの小売業、外食サービス、ネットスーパーなどをターゲットに広告を提供していきたい考え。これにより、2018年度に500万円、2019年度1200万円の売り上げ獲得を目指す。