NTTコミュニケーションズは11月6日、データセンター事業の強化に向け、NTTグループ共通のデータセンターの建設・保有・設備卸提供をグローバルで一元的に実施する投資子会社(以下、DC投資会社)の準備会社を設立し、2019年度から投資会社による新たなデータセンターを建設していく見込みと発表した。
建設を開始するデータセンターに対する意思決定の迅速化、投資効率の向上のため、NTTグループの不動産・ファイナンスに関する知見を結集してNTTグループ共通のDC投資会社を設立し、データセンターの新事業体制を構築する方針だという。
今回この方針に向けた準備会社を設立し、今後のデータセンター建設に関する投資および資産保有機能を、DC投資会社が一元的に実施する体制を準備する。
DC投資会社を設立した後の新事業体制において、NTT Comはデータセンター事業の中核業務として、戦略策定・仕様策定、顧客に対するサービス提供する役割を担う。