富士通マーケティングは、RPA(Robotics Process Automation)ツールの導入支援サービスを11月6日に提供開始すると発表した。
このサービスは、富士通マーケティングが社内実践で得たノウハウを、中堅企業向けにサービス化したもの。
具体的には、RPAツールの機能で自動化できる業務の範囲を明確にすることを目的とした「RPA業務可視化サービス」、実行環境を構築する「インストールサービス」、自動化する業務の処理手続きを作成支援する「シナリオ作成支援サービス」の3つ。
「RPA業務可視化サービス」では、対象業務の手順をシートに記載し、RPAツールの機能で対象業務の操作履歴を取得。富士通マーケティングは、作業手順のリストとツールで取得した操作履歴を解析し、RPAツールで自動化できる範囲を報告する。 価格は、1業務 991,000円(税別)~。
「インストールサービス」では、用意した機器に対して、RPAツールをインストールし、動作環境の設定を行う。価格は、パソコン3台までで117,000円(税別)~。
そして、「シナリオ作成支援サービス」では、対象業務において、RPAツールの機能で操作履歴を取得。富士通マーケティングは取得された操作履歴をもとにシナリオの作成・動作確認を行った上で、運用テストを支援する。 価格は、1業務 700,000円(税別)~。
「サービスの対象となるRPA製品は「FUJITSU Embedded System QualityPartner GENEST(ジェネスト)」および「FUJITSU Software EntreQue (エントリーク)V3」の2製品から提供を開始し、今後対象製品を拡大していくという。
なお、前述した価格は、「FUJITSU Embedded System QualityPartner GENEST」のもので、ソフトウェアライセンスは別途費用発生する。