GfK ジャパンは10月30日、インターネットに接続されたスマートテレビの視聴ログを利用したTVCM販売効果分析サービスの提供を開始すると発表した。
デバイスや通信環境の変化により、消費者の広告接触機会は多様化。それに伴いデジタル広告市場は拡大し、一方で従来型のマス広告であるTVCMには効率的な投資が求めらているという。加えて、TVCMが販促に及ぼす効果測定も重要視されてきている。
これを受けて同社は、TVCMの販売効果を分析するサービスを開発。同社が保有する家電製品を中心とした販売実績(POS)データと、全国のテレビ約60台から取得できる視聴ログ情報、シーズナリティなどを掛け合わせることで、TVCMが実売に及ぼした影響を日次ベースで測定する。
また、地区や販路ごとのPOSデータを利用することで、CM放送地区に限定した販売効果や、店頭・ネットそれぞれの販売効果の分析も可能に。第三者の視点で精度の高い分析を行い、TVCMの販売効果向上をサポートする。