Cypress Semiconductorは、SK Hynix System ICと合弁事業を開始したことを発表した。

同事業は、5年間の契約で、Cypressの現行のSLC NAND製品の製造、販売を担当するほか、次世代NAND製品への投資を行なっていくことが予定されている。そのため、CypressのSLC NAND製品すべてが新会社に移管され、NANDユーザー企業は今後、合弁会社からのサポートと将来のニーズに向けた対応の提供を受けることとなるという。 なお、合弁会社の株式比率はSK Hynix System ICが60%、Cypressが40%で、本社は香港に設置される予定。設立は、規制当局の承認を取得したのち、その他の慣例的な完了条件を満たすことが前提で、それらを踏まえた後、2019年第1四半期からの稼動を見込んでいるという。