Malwarebytesは10月25日(米国時間)、「Huge breach affects 9 million Cathay Pacific customers - Malwarebytes Labs|Malwarebytes Labs」において、香港を拠点とする航空会社であるキャセイパシフィック航空から大量の個人情報が流出した可能性があると伝えた。最大940万件に及ぶ顧客の情報が流出した可能性があるとされている。

流出した個人情報は国籍、生年月日、氏名、住所、電子メールアドレス、電話番号、会員番号、顧客サービス備考、過去の旅行情報など。そのほか、有効期限を過ぎた403件のクレジットカード情報、CVVデータを含まない27件のクレジットカード情報、86万件のパスポート番号とそれに付随する個人情報、240件の香港IDカード情報とそれに付随する個人情報なども漏洩したと報じられている。

2018年9月には英国の航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズから38万件の銀行・クレジットカード情報が流出した可能性があると発表された。ブリティッシュ・エアウェイズは先ほど、さらに追加で18万5千件の個人情報が流出した可能性があると発表。このところ、航空会社から大規模な情報漏洩の発表が続いている。