ソフトバンクとヤフーの合弁会社であるPayPayは10月25日、同社提供するスマホ決済サービス「PayPay」が中国のアント フィナンシャル サービスグループが提供するモバイル/オンライン決済プラットフォーム「Alipay」とサービス連携すると発表した。
これにより、訪日中国人は、「Alipay」アプリを起動し、店舗に掲示された「PayPay」のQRコードをスキャンすることで決済することが可能になる。利用可能店舗には、「Alipay」アクセプタンスマーク付きの「PayPayコード」が設置されている。
PayPayは、支払い方法として、電子マネー(「PayPay」または「Yahoo!マネー」)、クレジットカードの2種類から選択可能。決済方式も事業者側が提示したQRコードをユーザーがアプリで読み取る「ユーザースキャン」方式と、ユーザーが提示したバーコード(1次元バーコード、QRコード)を事業者側がレジなどで読み取る「ストアスキャン」方式から選択できる。
PayPayは、中国本土などから来日した「Alipay」ユーザーが、「PayPay」加盟店で決済できるようにすることで、「PayPay」加盟店への訪日中国人の来店を促し、インバウンド消費の取り込みを支援するとしている。