Vivaldi Technologiesは10月25日(米国時間)、「More power to Quick Commands|Vivaldi Browser」において、Webブラウザ「Vivaldi」の最新版となる「Vivaldi 2.1」を公開した。Vivaldiは1カ月前にメジャーアップグレードバージョンとなるVivaldi 2.0を公開しており、今回はVivaldi 2系の2回目のリリースとなる。
Vivaldi 2.1はクイックコマンドの機能は強化されている。クイックコマンドはF2または(コマンド)-Eで起動されるコマンドフィールド。Vivaldiの操作や検索などさまざまな操作を行うことができる機能で、1000に上るショートカットキーを覚えなくても似たような作業ができるようになる。
最初はクイックコマンドで利用できるコマンドを調べる必要はあるが、これまでマウスで行っていたような操作をキーボードだけでできるようになる利点は大きい。ショートカットキーでも同じことができるが、そこまで大量のショートカットキーを覚えるのは実用的とは言えない。クイックコマンドを利用することで覚えるショートカットキーを増やすことなく、キーボードからの操作の効率を向上させることができる。
Vivaldi 2.1ではコマンド履歴もクイックコマンドから検索できるようになったほか、クイックコマンドの検索自体もクイックコマンドから実施できるようになった。アルファベットを1文字入力するとクイックコマンドのリストに「コマンド」という項目が表示されるので、ここから利用できるコマンドを調べることができる。