PwCコンサルティングとPwCあらたは10月24日、クラウド型経営管理ソリューションを提供開始した。新サービスは、米Anaplanのクラウドプラットフォーム上に、PwCがアドバイザリー業務で培った知見と課題解決力を基に開発した業務テンプレートを構築し、企業が経営管理をより最適に行うことをサポートするものという。
新サービスは、米Anaplanのクラウドプラットフォーム上に、両社がアドバイザリー業務で培った知見と課題解決力を基に開発した業務テンプレートを構築し、企業が経営管理をより最適に行うことをサポートするという。
両社は、企業の経営プロセスやKPIなどの管理項目を関連づけて可視化することで、高度な将来予測や経営判断を実現するためのノウハウを「PwC's Enterprise Performance Management Suite」として形式知化した。
その実現手段として、Anaplanのクラウドプラットフォームである「Anaplan App Hub」上に、6つの業務テンプレートとしてアプリケーションを開発したという。
このアプリケーションを使用することで、経営者は、スピード感を持って精度の高い情報を基に業務改善や意思決定が可能になるとしている。
具体的な効果として両社は、まず「ヒト」「モノ」「カネ」に関する全ての計画に連続性と整合性を持たせて統合管理をすることにより、経営戦略に基づく事業計画策定・予算編成・実績分析やインサイト提供が可能になり、経営管理の質を向上させる点を挙げいてる。
また、実績およびマスタデータの取り込み後、集計や配賦などの計算をクラウドプラットフォーム上で即時に実行し、スピード感ある将来予測やリスク分析を実現するという。
さらに、業務テンプレートを実機で確認しながらカスタマイズして導入することができ、企業のニーズに合ったシステムを短期間で稼働するとしている。