電通は24日、クリエイティブ面を中心にスタートアップ企業を多角的に支援するプログラム「GRASSHOPPER」を開始した。

プログラムは、同社の社員がスタートアップ企業の担当プロデューザーとなり、クリエイティブ面を中心にブランディング、UI/UX、PRやマーケティングから事業計画や資本政策、法規対応と幅広くサポートするもので、外部専門家と連携したメンタリングを約3カ月で行い、投資家や大手企業の新規事業担当者にプレゼンテーションを行う"デモデイ"を設置する。

「GRASSHOPPER」は、年2回行われる予定で、第1回目は11月末締め切り、12月から2019年3月までのメンタリングを経て、3月下旬にデモデイが開催される。スタートアップ企業をクリエイティブ面からサポートしながら事業化へと羽ばたかせるプログラムの名称は"グラスホッパー(GRASSHOPPER)"。種類によっては数百キロも飛行する強力なバッタをプログラム名として採用している。同名の専用WebメディアGRASSHOPPERも創設しており、編集長を務めるHEART CATCH 代表取締役 西村真里子氏によるプログラム開始にあたるメッセージも寄稿されている。