オラクルは10月23日、「Oracle Enterprise Resource Planning (ERP) Cloud」および「Enterprise Performance Management (EPM) Cloud」において、新たな人工知能を活用した機能を追加したと発表した。
「Intelligent Process Automation」は、ルールベースの処理をインテリジェントに行う「Oracle Cloud Applications」は業務全体のシームレスな統合により、企業は定常作業の自動化を図ることができる。
「Expense Reporting Assistant」はチャットボット・アシスタントで、効率的かつ正確に経費を処理してエンドユーザーの経費処理業務を簡素化し、「Intelligent Payments」では人工知能技術により、企業は未払い債務の早期支払割引の提案を受けることができる。
「Supplier Recommendations」はサプライヤーの多元的分類とランキングを簡単に行うことができ、調達から支払いまでのプロセス最適化に役立ち、「Intelligent Performance Management」は「Oracle Enterprise Performance Management Cloud」に組み込まれている人工知能により、見逃しがちなデータ・パターンを検出し、現実的でコンテキストに応じた洞察を適切なタイミングで提供する。
そのほか、「Advanced Access Controls」は人工知能を組み込むことで、すべてのユーザー、ロール、権限をアクティブ・セキュリティ・ロールのライブラリに照らして常時監視することができる。ライブラリには総勘定元帳、支払、売掛、固定資産にまたがる100を超えるベストプラクティス(構成可能ルール)が含まれており、インサイダーの脅威、詐欺、誤用、人的エラーからビジネス・データを保護するとしている。