ソフトバンクグループのビューンは10月18日、「LINE@」や「LINE公式アカウント」を活用する店舗・企業向けに、読み放題サービス「ビューン@」の提供を11月1日より開始すると発表した。

同サービスは、店舗や企業などが運営するLINEアカウントを友だち追加したユーザーに対し、電子雑誌やマンガ、旅行ガイドなど幅広いコンテンツの読み放題サービスを提供できるというもの。コンテンツは、店舗・企業の雰囲気や客層に応じて選択することができる。

これにより店舗・企業は、LINEアカウントの友だちの新規獲得を促進できるほか、ユーザーが該当のLINEアカウントをブロックすると同サービスも利用できなくなる仕様のため、アカウントのブロックの防止に活用することが可能だ。

  • ビューン@イメージ

なお同サービスの導入は、LINEアカウントを用意し、LINEが提供するLINEアカウントの管理画面で設定するのみ。システム開発などは必要ないという。また、ユーザーも専用アプリなどのダウンロードが不要で、LINEアプリやWebブラウザから手軽に読み放題サービスを楽しむことができる。

同社では、同サービスを利用するためのパスコードを発行できるオプション機能なども用意。例えば、店舗の来店者のみにパスコードを提供すれば、来店促進施策としても活用できるというわけだ。

同サービスの導入価格は、店舗の雰囲気・客層に合わせて選択した10誌の最新号が読み放題になる「雑誌コース」で、LINE1アカウントにつき3500円~。名作マンガ約1万冊が読み放題の「マンガコース」で5000円、旅行ガイドコースで3000円~となる。