Microchip Technologyは10月3日(米国時間)、 PICの統合開発環境(IDE)である「MPLAB X」にて、AVRマイコンの対応を開始したことを発表した。
すでにMPLAB Xのバージョン5.05において、複数のAVRマイコンが試験的にサポートされており、今後ものMPLABのアップデート時に、新機能に加えて、対応可能のAVRマイコンが増加していく予定だという。また、従来より活用されてきたAtmel Studio 7ならびにAtmel STARTによるAVRマイコンのサポートも継続して行なっていく予定だという。
同社によると、すでにAVRマイコン向け開発ボードの多くは、MPLABとコードコンフィグレーションツール「MCC(MPLAB Code Configurator)」でサポートされており、Xplained開発ボードもAtmel STARTのみならずMPLAB X IDEとも互換となったという。
なお、MPLAB X IDEバージョン5.05、MPLAB XC8 Cコンパイラ、AVR MCU GCCについては、同社のWebサイトより入手が可能となっているほか、そのほかの開発ツールや開発ボードについても、入手可能な状態になっているという。