NECは5日、工場内の無線LAN環境において、通信が途切れたり繋がらない原因を推測し、改善に向けた具体的な提案を行う新サービス「無線通信課題コンサルティング」の提供を開始することを発表した。

  • 時系列で表示する可視化画面イメージ

    時系列で表示する可視化画面イメージ

新サービスでは、これまでの無線LANの電波調査とは異なる視点で、工場内の無線LANを時系列に可視化し、無線LANの通信品質や稼働状況の把握、通信が途切れたり繋がらない原因を探る。その結果を用いて、無線LAN環境改善に向けた具体的な提案を行い、無線LAN環境の適正化を実現するものだ。

NECは、稼働中の工場にて、無線通信技術の基礎評価及び検証を行い工場内の安定した無線通信の実現を目指す「Flexible Factory Project」に参加しており、同プロジェクトで蓄積してきた知見を新サービスに活かしているという。

新サービスは、ベーシックプラン(データ収集)、スタンダードプラン(データ収集、課題抽出等)、プレミアムプラン(データ収集、課題抽出、解決策提案等)の3タイプが用意され、価格は70万円(税別)から。