NTTテクノクロスは、業務で利用するシステムやサービスのIDの利用状況を確認・点検するソリューション「アカンサス」の新バージョンを2019年2月から提供すると発表した。
アカンサスは、正社員・協力会社・派遣社員などの「利用者」の情報と、業務で利用するシステムやサービスの「ID」の情報をそのまま読み込ませるだけで、整理および一元化を実施し、IDの利用者を特定する。正社員と契約社員というように雇用形態により従業員情報の管理方法が異なっても従業員ごとの更新有無を自動で判別し、データ内に重複する同一人物の候補を提示、名寄せすることが可能。従業員一覧とID一覧に対して独自のルールで突合し、「利用者」「利用者の候補」「利用者不明」の3種類に自動で振り分ける。
また、「本来削除しなければならない退職者ID」や「異動による削除漏れID」の発見をサポートし、退職者が利用していたID一覧や、部署を異動した人が利用しているID一覧をレポートにまとめ、ID棚卸業務を支援する。 同社では、1カ月以上かかっていたID利用の棚卸を1週間で実現するとしている。
新バージョンではID棚卸業務の軽減と正確性向上を実現するという。価格は、年間サブスクリプションで105万円~。