パーソルキャリアは10月2日、運営する転職サービス「doda」において、20歳~59歳のビジネスパーソン1万5000人を対象に行った平均残業時間の実態調査の結果を発表した。
調査対象の124職種のうち、最も残業が少なかった業種は「経理事務・財務アシスタント」で、月間の残業時間は平均11.1時間だった。これは1カ月の出勤を20日間とした場合、残業時間は1日当たり33.5分となる。
残業時間が少ない職種1位~10位には、アシスタント職種と医療系専門職が多くランクインしている。
一方、残業時間が最も多かった職種は「ゲーム(制作・開発)」で、月間の残業時間は平均45.3時間だった。これは1カ月の出勤を20日間とした場合、残業時間は1日当たり2時間16分となる。
第3位と第5位には、建設・建築業の施工管理職、13位~17位にIT分野の技術職がランクインしているが、建設業界とIT業界の共通点は「世の中のニーズの高まり」「仕事の専門性」と言える。