NTTドコモは9月28日、施設の案内スタッフの稼働を削減させる施設案内ソリューションの実証実験を9月19日から相模湖リゾートが運営するレジャー施設「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」内で開始したと発表した。
ドコモは2018年度内にサービス開始を予定している法人向けの対話型AIサービスを活用した業界ごとの課題を解決するソリューションテンプレートの開発を進めており、ソリューションテンプレートの第1弾として実証実験を実施する。
実証実験では、ドコモのAIエージェント基盤をハタプロが提供するフクロウ型ロボットデバイス「ZUKKU」と接続し、AIロボットとして動作させる。
ZUKKUに話しかけると、その言葉に応じてアトラクションの利用方法の説明や施設の案内、簡単な雑談などを返答する。
ドコモは実証実験において、AIエージェント基盤の提供・技術的支援と対話シナリオの設計を行い、当初予定している3カ月間の検証期間の中で、利用者とZUKKUとの対話ログを蓄積し、AIエージェント基盤に資する対話精度の向上と対話内容の充実を目指す。