Opensource.comは9月28日(米国時間)、「10 handy Bash aliases for Linux|Opensource.com」において、Bashで利用できる便利なエイリアスを10個紹介した。紹介されているエイリアスは次のとおり。
エイリアス | 内容 |
---|---|
alias untar='tar -zxvf' | tarballを展開 |
alias wget='wget -c' | レジューム可でwget実行 |
alias getpass="openssl rand -base64 20" | ランダムパスワード生成 |
alias sha='shasum -a 256' | SHA256チェック(Linux向け) |
alias ping='ping -c 5' | pingを5回実行 |
alias www='python -m SimpleHTTPServer 8000' | Webサーバ起動 |
alias speed='speedtest-cli --server 2406 --simple' | ネットワーク速度テスト |
alias ipe='curl ipinfo.io/ip' | 外部IPアドレスを表示 |
alias ipi='ipconfig getifaddr NIC' | ローカルIPアドレスを表示 |
alias c='clear' | スクリーンクリア |
エイリアスを利用すると、これまで長く入力する必要があったコマンドラインを短い入力で済ませることが可能になる。そのため、特に繰り返し同じコマンドを実行している場合は、エイリアスによってコマンド入力にかかる時間の短縮化が期待できる。
エイリアスにはまた、時々実行する必要があるもののオプションの指定方法やコマンド名などを忘れてしまいがちなものを記録しておくといった用途でも利用できる。エイリアスに書いておけば、必要になった時にエイリアスから該当するコマンドを探してきて実行することが可能。