VMwareは9月25日(米国時間)、「VMware Fusion 11 is here! - VMware Fusion Blog - VMware Blogs」において、VMware Fusionの最新版となる「VMware Fusion 11」および「VMware Fusion 11 Pro」の公開を伝えた。VMware FusionはmacOSで動作する仮想化アプリケーションで、さまざまなオペレーティングシステムをサポートしている。
VMware Fusion 11/VMware Fusion 11 Proの主な特徴は次のとおり。
- Enhanced Metal Graphicsレンダリングエンジンのサポート
- DirectX 10.1をサポート(アンチエリアスサポート、ジオメトリーシェダーサポートなど)
- 新たなアプリケーションメニューの導入
- 仮想マシンウィンドウにフォルダへのアクセス機能を追加
- タッチバー利用機能追加
- Fusion REST APIの改善
- LinuxゲストへのワンクリックSSHログイン機能
- 新しいvSphereビューの導入
- セキュリティ、パフォーマンス、安定性の向上を実現したHardware Version 16の導入(仮想NVMeデバイスパフォーマンスの向上、脆弱性「Spectre/Meltdown」に関する対策、UEFIセキュアブート、IOMMU、VBSサポートなど)
VMware Fusion 11/Vmware Fusion 11 Proで追加された最新バージョンのゲストオペレーティングシステムは次のとおり。
- macOS 10.14 Mojave
- Windows 10 October 2018アップデート版
- Windows Server 2016アップデート版
- Ubuntu 18.04.1
- Fedora 28
- VMware Photon OS
- VMware ESXi 6.7
VMware Fusion 8、VMware Fusion 8.5、VMware Fusion 10のユーザーには新規購入よりも廉価なアップグレードパスが用意されているほか、2018年8月21日以降にVMware Fusion 10を購入したユーザーはライセンスが自動的にVMware Fusion 11にも対応するとされている。