伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、米CybereasonのAIを活用したサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason EDR」の提供を開始すると発表した。

Cybereason EDRは、エンドポイントを常時監視し、AIを活用して侵入を早期に検知し対処することで、被害の拡大を防ぐEDR(Endpoint Detection and Response)ソリューション。

AIを活用した独自の分析手法を用いてエンドポイントのログデータを自動で解析し、未知の攻撃の兆候やマルウェアへの感染などを検知する。攻撃の種類や侵入経路、被害を受けた端末、影響範囲などの解析結果をもとに攻撃の全体像を時系列でグラフィカルに可視化することができ、ウイルスに感染した端末を社内ネットワークから隔離したり、プロセスを停止したりすることができる。

サイバー攻撃の進行状況を表示する管理画面|

CTCは、Cybereason EDRの導入やリスクの判定、対策支援、解析レポートなどのマネージドサービスを担うほか、既に導入済みのセキュリティ対策と連携したCybereason EDRの導入も支するという。

価格は1,000ユーザーで年間1,400万円(税別)からで、金融機関や官公庁を中心に展開し、3年間で10億円の売上を目指す。