NECソリューションイノベータは9月27日、「NEC データ匿名化ソリューション」の最新版を同日より提供開始すると発表した。
最新版ではGDPRのデータ保護責任者などが行う匿名加工の管理・監督作業を支援するために、アカウントのログイン・ログアウト情報などの管理やアカウントごとに利用できる機能権限の設定、ログインユーザの操作履歴の出力機能の追加を行ったほか、匿名加工の一つである汎化処理を実施する際に、汎化処理の対象項目の値を自動抽出することや、汎化対象の値の範囲指定を可能にした。
さらに、汎化処理の対象項目値の自動抽出や、統計学などを用いて検出される他の値から大きく外れた「特異な値」の自動検出といった、項目設定作業の簡易化を行ったという。
価格は、1ライセンスあたり年間1,800,000円(税別)~。