NEC(日本電気)とNECネッツエスアイは、Google提供のクラウドサービス「Google Cloud Platform」(以下、GCP)のパートナープログラムにおけるサービスパートナー認定を取得。10月からのGCP運用開始などGCP関連ソリューションを展開していくことを20日、発表した。

ソリューションはNECネッツエスアイから提供され、10月から開始予定の運用監視サービスを含む4つを関連ソリューションとして発表している。

・SI構築パッケージ(GCPを使ったクラウド基盤構築パッケージ)
・クラウドマイグレーションサービス(既存環境からのGCP移行支援)
・クラウドネットワークコンサルティング(既存環境とクラウド環境をつなぐ回線選定やLAN側のインテグを含めたネットワーク構築サービス)
・クラウドマネージドサービス(2018年10月開始予定/GCPの運用監視サービス)
NECネッツエスアイ公式ページ内<a href="https://www.nesic.co.jp/solution/cloud/gcp.html" target="_blank">Google Cloud Platform 導入サービス</a>

NECネッツエスアイ公式ページ内Google Cloud Platform 導入サービス

それぞれの用途に合わせたクラウドサービスを選択していくマルチクラウドが進むなか、両社はNECグループとして自社提供のクラウドを含む多様なクラウド活用支援の取り組みを強化しており、クラウドリソースをより柔軟に活用できるソリューションとして上記4つのGCP関連ソリューションを提供していく。GCPが持つ開発者向け各種APIにも言及しており、Cloud Speech-to-Text APIを使った顧客対応をはじめとする接客シーンでのUX向上ソリューションなど、ニーズに応じたソリューション開発を進めていく構えだ。あわせて、グループ内のGCPサポート体制強化のためのトレーニングプログラムを年内に開始することも発表している。

Google Cloud ストラテジック アライアンス担当 コーポレートバイスプレジデントの Kevin Ichhipurani(ケビン イヒプラニ)氏は、「Google Cloudのサービスパートナーに、新たに日本電気株式会社(NEC)とNEC ネッツエスアイ株式会社の二社をお迎えできることを大変嬉しく思っています。インフラストラクチャ サービス、機械学習および人工知能におけるGoogleのリーダーシップとNECグループの先進的なサービスの展開力をもとに、Google CloudとNECグループはこれまでにないインテリジェントなサービスを協力して創造・展開して参ります。このようなジョイント ソリューションの提供を通じ、お客様に新たなビジネスインサイトを提示できるようになるだけでなく、クラウドへのシームレスな移行の実現を期待しています。」とジョイントソリューションがクラウド移行、延いては顧客のビジネスにつながることを述べている。