NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は9月19日、企業の「働き方改革」を実現するソリューションの拡充に向け、社内外の連絡先や企業内の多様なコミュニケーションツールをまとめ、相手の状況に合わせたコミュニケーションが可能なコミュニケーション・ポータルであるPhone Appliのクラウド電話帳サービス「連絡とれるくん」を提供開始した。
同サービスの主な特徴として「社内外の連絡先情報のクラウドによる一元管理」「多様なサービスとの連携によるスムーズなコミュニケーションの実現」の2点を挙げている。
クラウドによる一元管理については、同サービスの主な機能として「Web電話帳(社内/社外)」「名刺管理」「着信表示」の3つを搭載しており、電話番号やメールアドレスなどをクリックすると、連絡を取りたい相手と連絡を取りたい時に適切なコミュニケーション手段でスムーズに連絡できる。
また、登録情報をクラウド上で一括管理し端末内には情報が残らないため、スマートフォンなどの盗難・紛失時の情報漏洩を防ぐとしている。
他サービスとの連携に関しては、同社が提供するOffice 365などのアプリケーションサービスとの連携により、異なるサービス間で連絡先情報を自動で同期し、利便性が増すほか、ポータル上で相手のプレゼンス(在席状態)確認ができるため、効率的なコミュニケーションが可能。
さらに、クラウド型PBXサービス「Arcstar Smart PBX」などの音声サービスとの連携も計画しており、社内外の連絡先情報と電話機能を連動することで、利用者の利便性が向上するという。