Akamai Technologiesは9月13日(米国時間)、「Mobile Device Access Predicted to Surpass Desktop This Holiday Season - The Akamai Blog」において、2018年8月後半から2018年9月前半にかけて、モバイルからのインターネットアクセスがデスクトップからのインターネットアクセスよりも多かったと伝えた。2017年はデスクトップからのアクセスのほうが多かったとして、モバイルからのインターネット利用が加速していると説明している。

  • デスクトップおよびモバイルのセッショントラフィック割合グラフ(2017年および2018年比較) - 資料: Akamai_Technologies提供

    デスクトップおよびモバイルのセッショントラフィック割合グラフ(2017年および2018年比較) - 資料: Akamai_Technologies

Akamai Technologiesの調査結果によれば、同時期におけるモバイルからのインターネットアクセスは前年から16%増加。週末に限れば29%も増加したとしている。逆に、デスクトップは前年比で11%減少している。こうした動向の原因の1つとして、ユーザーが買い物中にモバイルデバイスで価格の比較などを行うようになっていることが挙げられている。

Akamai Technologiesの調査結果は他のCDNや調査会社の報告内容と一致している。2017年にはすでにモバイルからのインターネットアクセスのほうがデスクトップからのインターネットアクセスよりも多くなったと言われており、今後さらにその傾向が強まるものと見られている。