Windowsでは、ディスクの空き容量が逼迫してくると、ディスククリーンアップを起動して削除可能なファイルを取り除きディスクの空き容量を増やすことがある。しかし、2018年秋のWindows 10アップデート以降、その必要性は現在よりも低いものになるかもしれない。

  • Announcing Windows 10 Insider Preview Build 17758 - Windows Experience Blog - Windows Experience Blog

    Announcing Windows 10 Insider Preview Build 17758 - Windows Experience Blog - Windows Experience Blog

Microsoftは9月11日(米国時間)、「Announcing Windows 10 Insider Preview Build 17758 - Windows Experience Blog - Windows Experience Blog」において、Windows 10のストレージセンサーに新機能を追加していると説明した。新機能とは、使われていない古いファイルを自動的にオンラインへアップロードし、ローカルから削除することでディスクの空き容量を増やすというもの。

  • Windows 10のストレージセンサー

    Windows 10のストレージセンサー

ストレージセンターの新機能の説明は「Windows 10 and Storage Sense | Storage at Microsoft」にまとまっている。ストレージセンサーの新機能を有効にすると、ディスク空き容量が減ってきたら自動的に古い使われていないファイルをOneDriveにアップロードし、ローカルからは削除することでディスク容量を確保するとしている。

この機能はディスク空き容量が逼迫してきた場合に有効になり、空き容量がある場合はOneDriveへのアップロードは実施されないとしている。基本的には、可能な限りローカルにデータを保持しようとするが、空き容量が減ってきた場合はこの機能によって自動的に十分な空き容量の確保を狙うとしている。