東芝テックは、沖縄県内の7社の企業と協力し、47店舗において店舗沖縄県全域での電子レシートを活用した販売促進連携を2018年9月12日から2019年3月11日まで実施すると発表した。
東芝テックが運営している電子レシートシステム、「スマートレシート」を使用し、沖縄県内で業種、業態の異なる小売店舗における販売促進連携(送客クーポン発行など)による買い回りを実現する。
スマートレシートは、明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理、提供するシステム。スマートフォンで自分の買い物履歴をいつでも確認でき、導入店舗は買い物客への利便性を向上させる。
消費者には、レシート、クーポン、スタンプカードの一元管理、自動分類による簡易家計簿の利用というメリットがあり、小売側には、顧客数・顧客単価の向上、購買履歴データ活用による販促効果の向上というメリットがある。
今後、スマートレシートをプラットフォームとして活用することにより、買い回りによる消費者購買行動(消費者属性、商品カテゴリ、購買エリアなど)を分析し、データ活用による参加消費者・企業への還元を目指す。