Pew Research Centerに9月10日(米国時間)に掲載された記事「For 24% of rural Americans, high-speed internet is a major problem |Pew Research Center」が、2月26日から3月11日にかけて実施した米国のインターネット接続に関する調査の結果を伝えた。
これによると、米国農村部の大人のうち約4分の1が、農村部に高速インターネットのインフラストラクチャが整っていないことに問題を感じているという。これに対し、都市部は13%、郊外は9%のみが、高速インターネット・サービスへのアクセスが大きな問題ととらえているとしている。都市部や郊外では、インターネットの利用率やブロードバンドの契約率も高く、逆に農村部ではインターネット利用率もブロードバンド契約率も低くなる傾向が示されている。
Cableが2017年6月から2018年5月にかけて実施した国や地域別インターネットアクセス速度集計結果「Worldwide broadband speed league 2018」によれば、日本の平均ダウンロード速度は28.94Mbpsで12位。米国は25.86Mbpsで20位につけている。最もインターネットアクセス速度が高速なのはシンガポールで60.39Mbpsとされている。