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凸版印刷は7日、MA(マーケティングオートメーション)ツールとDM(ダイレクトメール)を連携させた「DM自動発送サービス」を開始することを発表。9月中に新サービスとして提供開始する。

オムニチャネルというキーワードに代表される多元的なアプローチは、クラウドやアプリが浸透する時代には欠かせないコンセプトになるが、紙や素材を活かしたDMなども重要なツールだ。良い商品の魅力を引き出すためにハガキやカタログに工夫を凝らした印刷が行われ送付されるこのDMは、印刷技術の進化はもちろんARやVRなどスマートフォンを活用した技術融合も含め今後のさらなる活性化が期待される分野のひとつでもある。

凸版印刷が新たに開始するサービスは、Salesforce Marketing CloudなどのマーケティングオートメーションツールとこのDMを連携するもので、ターゲットの自動取得からDM印刷工程までを自動化。パーソナライズ化されたDMを最短12時間以内に発送できるという。また、プリントメディアにQRなど識別コードを印字することで、顧客の反応をWebやコールセンターからリアルタイムに把握できるなどDMを進化させる仕組みも可能で、同社ではデジタル同様に顧客反応に応じた改善、PDCAの高速化などマーケティング上の利点を述べている。また、今後は緊急性の高い内容はE-mailとDMを組み合わせて確実に情報を届けるなどプリントメディアが重要になることを指摘している。

  • 新サービス概要(同社資料より)

    新サービス概要(同社資料より)