TIOBE Softwareから2018年9月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2018年9月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 17.436%
2 C 15.447%
3 Python 7.653%
4 C++ 7.394%
5 Visual Basic .NET 5.308%
6 C# 3.295%
7 PHP 2.775%
8 JavaScript 2.131%
9 SQL 2.062%
10 Objective-C 1.509%
11 Delphi/Object Pascal 1.292%
12 Ruby 1.291%
13 MATLAB 1.276%
14 Assembly language 1.232%
15 Swift 1.223%
16 Go 1.081%
17 Perl 1.073%
18 R 1.016%
19 PL/SQL 0.850%
20 Visual Basic 0.682%
  • 9月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    9月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 9月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    9月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

TIOBE Softwareは、TIOBE Programming Community Indexの公開開始以来、初めてPythonがトップ3位入りを果たしたと説明。Pythonは少しずつだが確実にインデックス値を増やしており、長期的に見ても増加の傾向にある。Pythonは最初に学習するプログラミング言語として、ビッグデータ処理や分析といった特定の分野、組み込みなどの分野において採用が進んでおり、確実に強い影響力を持つようになっている。

TIOBE Softwareはそれ以外の傾向として、Rustが36位から31位へ、Groovyが44位から34位へ、Juliaが50位から39位へ上昇した件についても言及している。