HowtoForgeに9月4日(米国時間)に掲載された記事「Linux lsblk Command Tutorial for Beginners (8 Examples)」が、ブロックデバイス関連の情報を一覧表示するlsblkコマンドの使い方を伝えた。lsblkコマンドを利用することでLinuxカーネルが認識しているブロックデバイスに関する情報をまとめて表示することができる。
紹介されているlsblkコマンドの主な使い方は次のとおり。
コマンド | 内容 |
---|---|
lsblk | lsblkコマンドの基本的な使い方 |
lsblk -a | エンプティデバイスについても表示 |
lsblk -b | サイズをバイトで表示 |
lsblk -z | デバイスごとにゾーンモデルを表示 |
lsblk -d | スレーブのデバイスを省略 |
lsblk -i | ツリー表示をASCII文字のみで実施 |
lsblk -m | パーミッションを表示 |
lsblk -o NAME,SIZE | カラムを指定して表示 |
似たようなデータはdfコマンドやmountコマンドでも出力することができるが、lsblkは対象がブロックデバイスに限定されており、それ以外の情報を排除した状態でデータを得たい場合などに利用できる。なお、lsblkはLinuxに特有のコマンドで、util-linuxパッケージに含まれている。