ケイ・オプティコムと日本アイ・ビー・エム(以下 日本IBM)は、「IBM Watson」を活用したAI型チャットボットサポート(β版)を、携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」のサポートチャネル(サポート名称:マイちゃんのチャットサポート)において、9月4日より開設したことを発表した。

  • AI連携イメージ

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今回導入された「マイちゃんのチャットサポート」では、ケイ・オプティコムのFTTHサービスである「eo」で培ったノウハウを活用しつつ、mineo専用に構築したAIの知識データが使用され、eoとmineoのチャットボットが相互に連携する仕組みが構築されていることで、問い合わせへの対応範囲が強化された。

これまでは、eoユーザーサポートのバーチャルアシスタントである「つなぐ」では、mineoに関する質問に答えられなかったが、今後はAI同士が連携してこれまでの会話を引き継ぎつつチャットボットが切り替わり、問い合わせに応じた回答が可能となる。

逆に、mineoのチャットボット「マイちゃん」に、eoに関する質問をしても同様の対応が可能なため、両サービスへの問い合わせにより広く柔軟にワンストップで応対するということだ。

また、サービスの質問だけでなく簡単な日常会話にも対応しており、「マイちゃん」がユーザーの入力内容に合わせて表情豊かに反応する他、IBM Cloud経由で提供される各種データとの連携により対話の幅が広がっているという。

今回、従来のオペレーターやメールなどによる対応に加え、チャットボットサポートが導入されたことで、ユーザーサポートが24時間365日可能となり、自然な対話を通じて各種接続・設定や手続き方法といったユーザーサポート情報を、いつでも的確かつ迅速に提供することが可能となる。