製品イメージ(同社資料より)

製品イメージ(同社資料より)

文化シヤッターは31日、急な豪雨にも外出先からスマートフォンの操作でシャッターの開閉を制御できる仕組みやスマートスピーカーと連動する機能が同社製品に加わることを発表した。

同社専用アプリを使いスマホで開閉できる「マドマスター・スマートタイプ」は従来、その範囲が宅内に限られていたが、今回新開発の「専用クラウドサーバー」と同社独自のワイヤレス集中制御システム「セレコネクト2」を導入することで、外出先からのスマホ操作による開閉や状態確認を実現するほか、Amazon Alexaへの対応も図っている。また、自宅で利用する手動タイプの窓シャッターを電動タイプに切り替えられる電動キット「オートマンミニ」を「オートマンミニ2」に刷新。スマホ操作やスマートスピーカーとの連動が可能になる。

  • スマートフォン専用アプリの操作イメージ(同社資料より)

    スマートフォン専用アプリの操作イメージ(同社資料より)

突然の豪雨や天候の変化にも外出先からスマホで一斉に電動窓シャッターを閉じる、室内で両手が塞がるような忙しい状態でも"アレクサ、セレコネクトでリビングのシャッターを開けて(閉めて)"で対応できるようになる。同社公式サイトでは、アプリを使ったそれぞれの窓のタイマー設定、日の出/日の入りに合わせた開閉など充実したアプリ機能も紹介されているが、長期旅行中にも電動窓シャッターを自動もしくは遠隔で開閉できるため、在宅感を演出することで犯罪を抑止するなど新たな使い方も広がる。なお、公式動画も公開されており、シャッターを使ったIoTライフが大きく向上する様子がうかがえる。