三井不動産と三井共同建設コンサルタント、センスウェイは8月31日、柏の葉キャンパスにおいてIoTセンサを設置し、街の環境情報の取得・可視化を通じて、住みやすいまちづくりのためのIoTデータの活用を開始した。

  • 環境情報可視化のイメージ

    環境情報可視化のイメージ

三井不動産とセンスウェイは昨年11月からIoTによる都市の課題解決を目的に柏市、東京大学、筑波大学の協力のもと広域なIoT通信ネットワークを構築してきた。柏の葉キャンパスにおいても、センスウェイが提供する長距離・低消費電力が特徴のIoT通信ネットワークサービス(LPWA)のLoRaWANネットワークの活用が可能となっている。

今回、柏の葉キャンパスコミュニティ広場内のCOOL TREEおよび柏の葉イノベーションキャンパス内のアクアテラスにIoTセンサを新たに設置。設置するIoTセンサは、温度、湿度をセンサリングし、LoRAWANネットワークを活用して環境情報を発信する。環境情報はクラウド上にあるデータプラットフォームに蓄積され、ウェブブラウザ上での可視化と管理を実現するという。

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    ウェブブラウザ上のイメージ

2018年内に柏の葉でIoTセンサの設置数を6カ所で増やし、データの取得を拡大することで、環境情報の可視化および、取得したビッグデータを街づくりのための分析に活用していく考えだ。