United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は2018年8月22日(米国時間)、「Adobe Releases Security Updates|US-CERT」において、Adobe Photoshop CCに複数の脆弱性が存在すると伝えた。同脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるという。

脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • Adobe Photoshop CC 2018 19.1.5およびこれよりも前のバージョン(Windows版、macOS版)
  • Adobe Photoshop CC 2018 18.1.5およびこれよりも前のバージョン(Windows版、macOS版)

脆弱性が修正されたバージョンは次のとおり。

  • Adobe Photoshop CC 2018 19.1.6(Windows版、macOS版)
  • Adobe Photoshop CC 2018 18.1.6(Windows版、macOS版)

脆弱性の詳細は次のページにまとまっている。

  • Adobe Security Bulletin|Security updates available for Adobe Photoshop CC|APSB18-28

    Adobe Security Bulletin|Security updates available for Adobe Photoshop CC|APSB18-28

National Cybersecurity and Communications Integration Center (NCCIC)はユーザーおよび管理者に対して、上記の脆弱性情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用するように求めている。