アライドアーキテクツは22日、飲食店や商業施設などの実店舗におけるファン獲得・育成を支援するクラウドサービス「リアルタッチ」の提供を開始したことを発表した。
「リアルタッチ」は、SNSを介して飲食店や商業施設における来店客のデータをクラウド上に蓄積し、店舗に対する愛着度や発信意欲、来店回数などを可視化してファンの獲得・育成に繋げることができるサービス。
QRコードを通じてSNSログインで手軽に参加できるイベント/キャンペーンなどのコミュニケーション施策を実施し、来店者を楽しませながら自然な形でファン会員として登録を促し、データベースを構築できる。
専用のPOPなどを店舗内に設置するだけで、データの蓄積や閲覧、会員へのアプローチ(メッセージ送信)をすべてクラウド上で行えるため、煩雑な店舗オペレーションやツール導入、システム構築の専門知識がなくても、店舗独自の会員データベースを活用した様々なファンマーケティング施策を展開できる。
なお、「リアルタッチ」は、アライドアーキテクツが8月14日に提供を開始した広告主企業向けサービス「ブランドタッチ」に次いで、「ファン・リレーションシップ・デザイン構想」に基づくサービス化の第二弾となる。
また、同サービスの正式スタートに先駆け、「焼肉トラジ」が同サービスを先行導入し、店舗におけるコミュニケーション施策を開始している。