Microsoftは8月16日(米国時間)、「Announcing Windows 10 Insider Preview Build 18219 - Windows Experience BlogWindows Experience Blog」において、「Windows 10 Insider Preview Build 18219」の公開を伝えた。同社は、Build 18219のWSL (Windows Subsystem for Linux)にはバグが存在しており、アクティブなWSLユーザーはこのバージョンを使わないほうがよいだろうと説明している。
Microsoftはアナウンスの中で、「Windows 10 Insider Preview Build 18219」でWSLを使う場合にハングアップが発生することがあると指摘。ハングアップ自体はシステムを再起動することで修復できるとしている。現在、同社はこの問題を修正すべく作業を行っており、WSLのアクティブなユーザーに対してはこのバージョンを使わないことを推奨している。
WSLやそれに関連する機能はアクティブに開発が進められている。このため、新しい機能を使いたい場合はWindows 10 Insider Previewを使用する必要がある。しかし、Windows 10 Insider Previewは開発版であり、必ずしも機能が安定しているとは限らない。安定したWSLの利用を望む場合はWindows 10 Insider Preview Build 18219の利用は見送ったほうがよいと見られる。