Microsoftは8月13日(米国時間)、「Windows 10 Tip: Emoji Panel overhaul includes more languages, ways to insert multiple emoji - Windows Experience BlogWindows Experience Blog」において、現在開発中の絵文字パネルの使い方を紹介した。この機能は2018年秋にリリースされる次のWindows 10アップデート版から利用できるようになる見通し。

絵文字パネルは「Windowsキー+.」または「Windowsキー+;」で表示されると説明がある。これまでの絵文字パネルでは1つの絵文字を入力すると絵文字パネルが閉まっていたが、開発中の絵文字パネルではESCキーを押すまでパネルは表示されたままになり、これまでよりも絵文字の連続入力が簡単になるという。また、絵文字を見つけるためのキーワードとしてより多くの言語に対応しており、扱いやすさが向上しているとしている。

  • 絵文字パネルで連続して絵文字を入力している様子 - 資料: Microsoft提供

    絵文字パネルで連続して絵文字を入力している様子 - 資料: Microsoft

日本語環境では日本語入力システムを通じて絵文字も変換対象として表示できることが多く、こうした絵文字パネルの必要性は低い面がある。しかし、日本語のような入力システムを取っていない言語では、絵文字パネルのような仕組みで絵文字を入力する必要がある。

絵文字はコミュニケーションを円滑に図る方法として利用されるシーンが広がっている。ユニコードの策定においても毎回新しい絵文字が追加されるなど、絵文字を利用するための環境は年々改善されている。